東洋カイロプラクティック（東洋整体術）療法は、カイロプラクティック療法に属するものです。 アメリカのカイロプラクティック療法と違う点は、機械化された療術台は必要とせず、手技のみによる療法であります。
　 また、東洋カイロプラクティック療法（東洋整体術）においては、種々の問題点を解決させるぺく、アメリカのカイロプラクティック療法を更に体系化し、『東洋医学の基本思想』に沿うように、身体、精神、白然界（大気・大地等）の三大点を充分認識し、人間にかかわるすぺてを、総合的思考の立場から考えて生み出された独自の技術であり、尚且つ、安全無害で有効療法であることは言うまでも有りません。
　身体の立場からは、腱、靭帯、筋、神経、血管等を断裂せぬよう後面頭頂部から足先まで、前面足先から顔面までの全身を柔軟にしてから、『脊椎はもちろんの事、全身の骨格を矯正、調整します。』
　 骨格としては、頚推、肩甲骨、胸椎、ろっ骨、腰推、骨盤（腸骨・仙骨）、股関節、膝関節、足関節、指関節等のあらゆる全身の骨格を矯正、調整します。

この技法の最大の特長は、脊椎及び全身の骨格の矯正、調整を主眼として施すことにより血行促進作用、神経促進作用、全身の筋及び腱、靭帯等の調整作用を促す効果があります。

�@血行促進作用
　人体の血液は、澱みがない流れの状態が健康であるとされています。 生活習慣病と言われる、癌、心疾患、脳疾患等がありますが、これらの全ては、血液や体液の循環不良があるため、血液循環を正常に導くことが、なによりも大切なことであります。

�A神経刺激作用
　各種の悪条件による神経圧迫を、『骨格の矯正及ぴ調整』を施す事により、細胞賦活、内臓諸器官賦活などの、各種の組織を賦活する効果があります。 又、人体の全ての諸機能は、直接、間接に関連し、影響していることも忘れてはなりません。

�B筋、靭帯、腱調整作用
　各種の技法を施す事により、筋、靭帯、腱を柔軟にし、血液（体液）循環を正常に導き、しいては人体の伸縮性を促す効果もあります。

　以上のように『東洋カイロプラクティック療法（東洋整体術）』は、東洋医学の基本理念である、総合的療法を重んじ、骨格（脊椎中心）矯正を最重点に、独自のかたちで理論的に体系化した技法であります。